近年の宿泊施設の増加は、インバウンドの盛り上がりの影響と言っても過言ではありません。

施設のあるエリアにもよりますが、これからの宿泊施設は訪日外国人客の取り込みは重要課題だと言えるでしょう。

訪日外国人客の取り込みは、3~4年ほど前は外国語サイトを作り、旅行会社へ営業をし、宿泊施設向けの紹介サイトに掲載すれば予約が入っていました。しかし近年はそれだけでは以前ほどの集客は難しくなってきています。

また国によって宣伝方法や媒体も異なるため、しっかりとした戦略を考える必要もあります。

私達ができること

弊所代表は一般社団法人関西ムスリムインバウンド推進協議会の代表理事を務め、これまでイスラム圏からの訪日旅行者向けの対応サポートを行ってきました。

具体的には以下のサポートを提供しております。

食の多様性への対応

食の多様性への対応が注目を集めています。

最近では大手のホテルや飲食店でもベジタリアンやビーガン、イスラム教徒向けのハラールへの対応を始めています。

「食事の提供がないから、食の対応は不要だ」そう考えるオーナー様も多いでしょう。しかし旅行者にとって食事の問題は大きなウエイトを占めており、食事の提供がないからといって無関心ではいられない問題です。

また食事の提供がない宿泊施設でも、少しのことで食の不安を抱える利用者を助けることもできます。

弊会ではハラールやベジタリアンといった、食のルールへの対応方法をお伝えしています。

特にハラールについては食の対応だけでなく、イスラム教徒のお客様を迎えるにあたり必要な知識全般をお伝えしております。

中東や東南アジア向けの情報発信

中東や東南アジアに特化した情報発信についてもサポートしております。

最近は個人旅行が主流となり、旅行会社に営業をかけるだけではなく、タビマエ、つまり旅行を検討している段階で情報に触れてもらうことが大切になっております。

飲食店や体験型コンテンツであれば、実際に来日してからお店を決めることもありますが、宿泊施設の場合は基本的には事前に予約をするため、来日前に情報を届けることは重要です。

弊会では飲食店、宿泊施設、体験型施設それぞれに合わせた発信方法を、具体的な事例を基にお伝えしています。